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「集団自決」と教科書検定

Posted at 07/04/06

 *「集団自決」と教科書削除問題    今回の文科省の教科書検定で「沖縄戦の『集団自決』には軍の強要があった」という記述が、高校日本史の教科書から削除されました。 高文研では『「集団自決」を心に刻んで』(金城重明著)、『母の遺したもの』(宮城晴美著)が、この問題についての関連書籍です。 4月11日に、東京で緊急集会がもたれることになりました。ぜひご参加ください!  (山本) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■04・11 沖縄戦緊急学習会ビデオ証言で学ぶ「集団自決」と教科書削除問題 ────────────────────────────────── ●主催 出版労連教科書対策部  1945年、沖縄戦時の渡嘉敷島で住民みずから命を絶たされた「強制集団死」を体験し、自らも肉親にも手をかけざるを得なかった金城重明さんのビデオ証言上映と撮影者である大島和典さん(沖縄平和ネットワーク)による、沖縄からみた「岩波書店・大江健三郎沖縄戦裁判」や「教科書記述削除問題」についてお話しいただく予定です。 また、今回の文科省の「集団自決」に関する教科書検定の具体的内容について教科書出版の現場報告と「岩波・大江沖縄戦裁判」の最新状況をお伝えします。 ○日時:4月11日(水)18時30分~20時30分 開場:18時 ○会場:岩波セミナールーム (岩波アネックスビル3F) 地下鉄半蔵門線/都営三田線/都営新宿線神保町駅下車すぐ 岩波ホール裏 ○参加費:無料  ★「金城証言-渡嘉敷島における集団死について」上映(30分) 講師:大島和典 1936年生まれ。元四国放送社員。民放労連四国放送労組副委員長、徳島マスコミ共闘幹事、冤罪事件「徳島ラジオ商事件」支援組織事務局長など歴任現在、沖縄平和ネットワーク会員 四国放送で長年、ラジオ・テレビ番組の報道・制作業務に携わり、1996年定年退職。04年1月、沖縄戦や米軍基地の現状を伝える平和ガイドになるため、徳島県から沖縄県へ移住。また同年4月より辺野古沖合の新たな米軍基地建設に反対する住民運動をビデオで撮り続け、その活動から2005年JCJ市民メディア賞を受賞した。現在も沖縄戦や米軍基地の取材をしながら、沖縄平和ネットワークの一員として修学旅行生等を対象に年間約80回の平和ガイド活動を行っている。  ・さきの教科書検定について   吉田典裕(出版労連教科書対策部事務局長) ・「岩波書店・大江健三郎沖縄戦裁判」について   大塚茂樹(岩波書店 沖縄「集団自決」訴訟担当) 主催:出版労連教科書対策部共催:出版労連平和共闘委員会/教科書共闘会議/出版・産業対策部後援:岩波書店労働組合 協力:沖縄平和ネットワーク

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